Music Collections 作曲集

Music List 作曲集一覧

さくら -Sakura-

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さくら -Sakura- 概要

 「さくら」は、さくら木管五重奏団による委嘱作品ですが、初演が3月後半であったこともあり、特に強い桜のイメージを持って生まれた作品です。

 「さくら」には、桜の咲く前、咲き誇った姿、散った後と、それぞれの桜の姿を、それぞれのイメージにあった楽章として作り込んでおり、是非、桜の様々な情景を思い浮かべながら聴いて頂きたい楽曲となっております。

Move

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Move 概要

 弦楽器は、オーケストラの楽器の中でも「ダイナミックな身体的表現が可能」となる楽器で、その演奏者の所作(振る舞い)は「音にも勝る美しさ」を見るものに印象付けます。

 「Move」では、ただ耳から入る音を楽しむのではなく、「演奏者の身体的な動き(MOVE)」についても意識して作り上げていますので、是非、演奏を聴かれる方は演奏者の動きにも注目して頂きたいと思います。

Rewire

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Rewire 概要

 「Rewire(再配線・新しい配線を提供する)」は3部作からなる第1作目で、それぞれ、「Rewire」フィリピンと日本、「Rewire II」 はスペインと日本、「Rewire III」はポーランドと日本、と言う構成要素を持ち、多国間に渡る「文化的な再配線(Rewire)」を大きなテーマとして掲げた作品。

 「Rewire」は現代社会において、「新たな音楽、文化を知る機会」を意図的に作り、世界単位で偏ってしまった音楽に対して、再び繋がりを与える(Rewire[再配線])事を、本楽曲は背負っています。

Sonata for Clarinet Solo

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Sonata for Clarinet Solo 概要

 「Sonata for Clarinet Solo」は現代音楽作曲家 薮田翔一が「自分が考える中で、最大にクラリネットの魅力を引き出す」という事を念頭に置き作曲された楽曲で、四部形式からなるクラリネットソロ曲です。

 初演は日本・中国・韓国で同日の同時刻に150以上ものコンサートを開催するプロジェクト「2014 One Day Festival」、クラリネット奏者 中島健太氏「無伴奏クラリネットライブ」です。

Flower

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Flower 概要

 「Flower」は、2014ちばし環境フェスティバルでの“ハープ演奏”を想定して作られ、“環境問題”をテーマにした楽曲です。

 「作曲家は環境問題の前では無力である」と言う課題に対して、ハープの豊かな響きや音楽の力を用いて「聴いて頂いた方の心中に、ほんの少しでも“自然に対する敬愛の思い”が育ってくれれば」と言う思いで取り組んだ一曲でもあります。

瀬戸内海 Seto Inland Sea

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瀬戸内海 Seto Inland Sea 概要

 「瀬戸内海 Seto Inland Sea」は、第3回高松国際ピアノコンクールの委嘱作品であり、コンクールの「第三次審査課題曲」として採用された楽曲です。

 瀬戸内海は、通常、流れが穏やかで落ち着いた海ですが、大きく表情を変えていく“瀬戸内の海”を目の前にして、聞き手である「あなた」の自身の“心情”や“思い”を全て「海面・荒波」に映し出して頂けたら幸いです。

Flow

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Flow 概要

 「第81回日本音楽コンクール」2位入賞となった「Flow」は、変化する音のFlow(流れ)を、オーケストラとして表現するために作曲された楽曲です。

 「無数の短い音の線」が集積していく過程で、様々な形へと変化し表情を持ち始め、変わりゆく表情は音に流れを持たせ、寄せては返す音の流れに耳を傾けて頂けると幸いです。

ANIMA

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ANIMA 概要

 「ANIMA」はイタリア語で『魂』、「ANIMATO」は音楽用語で『生き生きと』を意味し、ウィーンコンチェルトハウス100周年作曲賞最優秀作品賞を受賞した楽曲です。

 バラバラに飛散した「魂」が1点に集中していく中で「音の方向性」を与え、その結果、曲全体に一定の方向性が生まれ、聞き手にとって有りがちな「現代音楽は理解が難しい」と言う課題にも挑戦した作品でもあります。

EDGE String Quartet

EDGE String Quartet演奏風景

EDGE 概要

 作曲家の登竜門である「音楽情報第80回日本音楽コンクール」で2位入賞を果たした「EDGE」は、「静寂の中に突如として現れる激しい音の可能性」を体験して頂きたい一曲です。

 曲は二部構成から成り、音楽が1つの音から次の音へ移行する瞬間のEdge(鋭さ、端)をメインテーマとして掲げた作品でも有り、音の一片一片が「鋭い破片となり集積していく様」をイメージして頂ければ幸いです。

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